四公六民
室町時代の末期、戦国時代はなぜ起こったのでしょうか?
私なりの解釈ですが、税金の取りすぎが原因だと考えています。
では、なぜ江戸時代に戦乱が収まったのかというと四公六民の効果だと思います。
四公六民って何?と思われるかもしれませんが、江戸時代の税金の指標の様なものです。
4割が税金、6割は国民の手取りという内訳です。
実際には、北条早雲が(伊勢宗瑞)が伊豆地方を統治するにあたり導入した税金の制度を、北条氏滅亡後関東に入った徳川家康がこの制度を採用し、全国に広め平和な世の中になったのだと思います。
さて、ではこれを現在に当てはめるとどうでしょうか。
まず、社会保険料で労使合わせて30%を超え、そこに所得税がかかり、どうも四公六民では適合しそうにありません。
もちろん年金の部分はいずれ戻ってくるのですが。
また、右肩下がりの経済でも大手企業は売上を伸ばすために、中小企業のマーケットに参入し売り上げを奪っていきます。
ただ大手企業は自社都合だけで中小企業市場に進出してきており、顧客目線を持っていない様に思います。
中小企業逆襲の鍵は顧客目線を持った商品・サービスの開発になるのだと思います。