空き家再生をしてみました

【更新日】 2023年9月11日(月) ビジネス セカンドステージ
平成30年の土地統計調査によると空き家の数は864万戸だったそうです。
現時点では更に増えている事と思いますが、平成24年頃より、DIYの趣味が高じて空き家再生にチャレンジしてみました。
長年放置されていた空き家を買って、リフォームして、賃貸住宅として再生するプランを立てました。

最初に、何年も空き家となっている物件の中から価格が手ごろな物件を不動産屋さんに選んでもらい、内見を重ね、状態の良い物件を購入する事が出来ました。

畳の部屋をクッションフロアーに変更したり、壁紙やドアの補修など出来る限りDIYで対処できるところは自分で行いました。
一方、素人では難しい電気関係や水回りなどは専門家にお願いし、約2カ月ほどで修理が完了しました。
入居者を募集する段階では、専門家から客付け方法に関する指導を頂きました。

その内容は通常のビジネスと相通じるものがあり、なぜ一般の賃貸物件に空室が多いのか、入居するお客様目線でリフォームは出来ているのか、客付けをしてくださる不動産賃貸業者さんが案内しやすい様に対応しているかなど、三方よしになっているかという事でした。

約3か月ほどで入居者が決まり、その後は賃料の振り込みを確認するだけで、故障の修理などの依頼は稀です。非常に良いプロジェクトであると感じています。

長期間放置された空き家は、景観にも悪影響を及ぼし、犯罪の温床ともなり兼ねません。
しかし、空き家再生により住人が戻ってくることで町に活気が戻り、防犯に貢献する事業となります。
また、M&Aで会社を売却された経営者様のセカンドステージの事業としても魅力的な選択肢と考えています。


再生後の住宅